慢性的に続くこの不況の中、昨今企業の人材育成はあまり盛んに行われていないというのが現状である。
ただでさえ人員削減や採用削減が頻繁に行われている中、企業の求めるものは自ずと即戦力的な人材とならざるを得ない。
大企業、中小企業問わず新卒者や未経験者の採用は変わらず行われているが、それよりも雇用傾向は中途採用・キャリア採用にシフトしつつあるのだ。
つまり新人を育成する余裕のある企業は少なくなってきているということである。
何も各企業の社長さんや育成担当の方の肩を持つわけではないが、人材育成・新人育成と簡単にいってもその費用も馬鹿にならない。
好景気の頃は大企業のみならず中小企業でも、例えば富士山麓他、どこかの施設に1週間も合宿して新人研修を行う、というようなことが盛んだったのである。
勿論そういったことは大企業はじめ今でも行われてはいるが、その時間や費用は大幅に縮小されるなど、以前ほど熱心ではないだろう。